小坂酒造場について

江戸時代から続く、卯建(うだつ)のあがる造り酒屋、小坂酒造場です。

千百有余年の歴史のある美濃紙の生産地、岐阜県美濃市は、今でも江戸情緒を伝える街並みがあります。
全国銘水百選に選ばれた長良川の名水、酒造りに適した冬季寒冷な盆地型気候風土と良質な酒造用好適米により醸しだされた清酒「百春」はなめらかで淡麗な地酒です。

小坂酒造場は、その「うだつの上がる町」の一角にあります。
うだつ造りと上方風の伝統を生かした“むくり屋根”が特徴となっているその美しく重厚な建物は、母屋から後に続く酒蔵まですべて江戸時代の貴重な建築で、独特の雰囲気を漂わせる町並みの中でもひと際目を引く存在です。

美濃の市街地で唯一、国重要文化財に指定されている小坂酒造場は、独特の雰囲気を漂わせる町並みの中でもひと際目を引く存在です。
「百春」の酒名に込められた“飲む人がお酒を楽しみながら、健康で百たびの春を迎えられますように”と、二百数十年の時を越え願い続けています。

清酒『百春』蔵元 小坂酒造場公式サイト